こんにちは!AzuYahiです。
今回は数年前の外仕事での出来事です。
どうしようもない話ですが最後までお付き合いください。
誕生
初夏。
この日は北海道の山中で5人のメンバーと共に外仕事をしていました。
空は透きとおるような青空で空気もとても美味しく、北海道って素晴らしいなと道民の僕でも思わずにはいられないそんな日でした。
そんな素晴らしい日だったのですが・・・・。
突然の腹痛に僕は襲われます。
しかももの凄い勢いでヤツは排出されようとお尻に圧力を加えてきます。
我慢できない!絶対漏れる!!全てが終わる!!!そんなすさまじい圧力でした。
僕は同僚に何とか声をかけると人気の無い場所を探すべく林道を早足で歩いて行きました。その林道はまっすぐの一本道でなおかつ高低差もあまりないので同僚の視界からなかなか外れる事が出来ません。
や、やばい!!もうだめだ!!!
限界を超えた僕は林道の真ん中でズボンを下ろし、大量のヤツを誕生させてしまいました。
ふ~すっきり・・・・至福の時。
でもすぐに現実に戻ります。
まずは同僚達からもろ見えだったのでは・・・・と慌てて後ろを振り向きます。
幸い同僚達は反対方向を向いて仕事に没頭していたので誰もこちらを見ていないようでした。
ホッとした僕は次の問題に取りかかります。
林道の真ん中に圧倒的スケールで君臨するヤツをどうしよう・・・
持って行くわけにも行かないし・・・・。
でもこのままにもしておけない・・・・。
その時僕が思いついた秘策とは。
ヤツにタンポポを数本差して、雑草をまぶすというカモフラージュ作戦でした。
完成したのを見てみると・・・・言葉では説明できない何かとてつもない物なりました。
やるだけはやった・・・。
僕は変な満足感を胸に同僚達の元へ戻っていきました。
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別れ
しばらく同僚達と外仕事を続けていると、同僚の1人が提案しました。
念のためにここの林道も調査していこう。
この林道には僕にデコレーションされたヤツが君臨している・・・・・。
僕は同僚にこの調査は必要ないのでは?と提言しましたが、あっさり却下されました。
同僚は測量ポールをもつと道路の中心にそれをたてながら少しずつ林道を進んでいきます。
そう、ヤツのいる方向へ・・・・。
※測量ポール
同僚は測量ポールをたてながら少しずつヤツのいる方向に接近し、ついに辿り着いてしまったのです・・・。
ば、ばれた・・・
僕はおそるおそる同僚の方を見てみると・・・・。
同僚は測量ポールをデコレーションされたヤツに突き刺し、普通に林道中心として調査を続行していました。
つまり、ヤツの位置情報を調査したわけです・・・。
ばれなかった・・・・
どうやら僕のデコレーションは完璧だったようで同僚は土か泥だと思って全く気がつきませんでした。
こうしてヤツの存在がばれずに林道の調査は無事に終わりました。
僕は既に夕焼けに染まった空とタンポポでデコレーションされたヤツを遠目に見ながらこの美しい空に別れを告げて帰路についたのでした。
そして再会
1年後・・・・・。
僕と友人はヤツが誕生した土地に遊びに来ました。
今回はプライベートです。
林道に行ってみたいと友人が言うので、話の成り行きで僕が仕事で調査した林道へ行ってみることになりました。
もちろんヤツの存在は友人には内緒です。
この林道にはヤツがいましたが、もう1年たっているので風化して跡形も無くなっているだろう・・・とたいした気にすることなく友人と林道を歩きました。
友人はどこまでも続いていそうな一本道の林道に感動してとてもテンションが上がっているようでした。
テンション上がりまくりの友人が更にテンションを上げた様な声で僕に叫びました。
見ろよ!道路の真ん中に凄い量のタンポポが咲き誇っているよ!!凄い綺麗やん!!
友人が指さす方向には、道路の真ん中にぎっしり咲き誇っているタンポポが見えました。
ああ・・・・おまえ・・・・
綺麗になったな。
僕の耳には名曲「なごり雪」が聞こえてくるのでした。
いま~はるがきて~きみは~きれいに~なった~
きょねんより~ずっと~きれいに~なった~
以上です。
どうしようもないお話ですいませんでした!!
基本的に林道で排泄行為をするのは絶対ダメですから真似をしないでくださいね!
って、する訳ないか。
それではまたね(^_^)/