AzuYahi日記

どうでもいい知識、思いつき、妄想などなど

性格が悪いけど憎めない先輩のお話

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こんにちは!AzuYahiです。

 

僕にはとっても横柄で自己中な会社の先輩がいます。

 

ついでに言うとこの先輩は女性にも全くモテません。

それについての記事はこちら。

 

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自分より地位が上の人にはとても献身的に尽くし、自分より格下の人間にはもの凄い命令口調でジャイアンみたいな感じになります。

 

なので会社でも少し浮いた感じで、どちらかと言えば嫌われていると思います。

 

そんな先輩ですが、僕の中では憎めないエピソードがいくつかあるので正直あまり嫌いにはなれません。

 

今回はそんな先輩の憎めないエピソードを紹介します。

どうでもいい話かも知れませんが、暇つぶしに読んでいってください。

 

 

河川の作業にて(夏)

 

僕と先輩を含む計5人ほどで河川の測量をしていました。

僕と先輩は川っぷちのぎりぎりの所を歩かなければなりませんでした。

 

川の流れは強く足を踏み外すと転落してしまうので僕は慎重に作業を進めました。

 

そんな僕を気遣って先輩は声をかけてくれました。

 

AzuYahi!足場もろいから気をつけろよ!お前は結構ドジだからな。

 

了解です。

 

僕は先輩の忠告どおり更に慎重に歩いていると先輩のいる後ろの方から大きな音が聞こえてきました。

 

ドボンッ

 

先輩はどこまでも流れていきました。

 

 

 

河川の作業にて(冬)

 

先輩を含む計5人ほどで川の水深調査の作業に行きました。

季節は真冬で平均-10度以上の寒さが続いていましたが、この日はなぜか暖かく-2度くらいまで気温は上がっていました。

 

普段は水面に張った氷の上に乗って水深を測るのですが、この日は氷が溶けやすくなっているので細心の注意を払う必要がありました。

 

先輩はいつものジャイアン口調で、注意を大声で促しました。

 

今日の氷は溶けやすいので一歩一歩注意しろよ!落ちても助けないからな!

 

皆、はーいと返事をしました。

 

そして先輩が氷面に一歩を踏みしめた瞬間。

 

バリンッ!ドボン!!

 

氷が割れて先輩は真冬の川に落ちました。

先輩はすぐに氷に腕をかけてよじ登ろうとしますが、その氷が割れてまた落ちます。それを何回も繰り返す先輩を僕たちはしばらく呆然と見守ることしか出来ませんでした。

 

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冬の斜面にて

 

僕と先輩を含む4人ほどで、山の調査に行きました。

季節は冬なので作業に危険が伴うのですが、この日一番危険だったのは山の斜面を移動することでした。

 

雪でかなり滑りやすくなっていて、いったん滑ると為す術も無く滑落してしまうのでとても危険です。

 

この日は会社の部長も一緒だったので、先輩はかなり張り切っていました。

 

僕が先頭を歩いて安全を確認しますんで部長は後ろからついてきてください!

 

先輩は笑顔で部長にアピールしました。

 

普段は絶対に先頭なんて歩かないくせにと僕は思いました。

 

先輩は足下を確認しながら斜面を進んでいきます。

 

そして急に立ち止まると部長に言いました。

 

ちょっともろい箇所がありましたので、このもろい部分を踏まない様に気をつけてください!

 

部長は解ったよと手を上げました。

 

その時、僕は見ました。

 

先輩は部長に警告していたもろい箇所に自ら一歩を踏み出しているところを・・・。

 

そこは危ないんじゃ無かったのか?

 

 

そして・・・

 

 

 

先輩は斜面をどこまでも、どこまでも滑落していきました。

 

 

 

最後に

 

とってもむかつくけど、なんとなく憎めない先輩ですよね?

 

言ってる側から自分がその被害に遭うってなかなか出来ることではありません。

不謹慎かも知れませんが、その場に居合わせると笑いをこらえるのが必死です・・。

 

これからも先輩のユニークなエピソードを期待しつつ今回は締めたいと思います。

 

それではまたね(^_^)/

 

 

 

 

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