AzuYahi日記

どうでもいい知識、思いつき、妄想などなど

鼻くその秘密を闇に葬った話

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こんにちは!AzuYahiです。

 

今回は僕が中学1年生の時の苦い体験談です。

 

僕が通っていた中学校は給食が無かったのでお昼ご飯は持参したお弁当を食べていました。

仲の良い友達と机をくっつけてお喋りしながら食べるのが主流でした。

 

僕は普段は友人のM(男)と机をくっつけてお弁当を食べていましたが、この日の昼食はいつもと勝手が違っていました。

 

僕は前日に同じクラスのS子(女)からある相談を受けていたのです。

 

明日のお弁当なんだけど私もあんたとMと一緒に食べたいんだけど・・・。

 

事情を詳しく聞くと、S子はMに片思いしているらしくお弁当を通じて仲良くなりたいのだけど、2人きりだと恥ずかしいから僕を含めて3人で食べたいとのことでした。

 

なんだよ、僕はただの引き立て役か?と少し不満でしたけど恋のキューピットになれればいいかと引き受けることにしたのです。

 

しかしこの事があんな事になるなんて・・・・。

 

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僕はMにS子も一緒に食べたいんだってさと軽いのりで聞いてみると、別に良いよとのことになってS子の望みどおりに3人で机をひっつけてお弁当を食べることになりました。

 

食べ始めた頃はそこそこ会話も弾み楽しく時間が過ぎていったのですが、途中で僕はある事に気づいてしまったのです。

 

S子の右の鼻の穴に鼻くそがくっついていたのです。

 

今の僕であれば大人ですから(ドヤ顔)、鼻くそついてるよwwwと普通に相手に伝えることができますが、当時の僕はとてもうぶだったので言葉で相手に伝えるなんて不可能でした。

 

S子の鼻くそにMが気がついたらどん引きするだろうなぁ・・・。

 

なんとかしなければ・・・・なんとかしなければ・・・・。

 

そうだ!ジェスチャーでなんとか伝えよう。

 

僕はしきりに自分の鼻の穴周辺を触ることによって、S子に鼻くその秘密を伝えようとしました。

僕があまりにも鼻を触るのでS子は僕の異変に気がついて僕の方をじーっと見ていました。

 

(そうだ!そうだよ。鼻くそついてんだよ!はやく気づけよ!)※心の叫び

 

しかし、S子の口から出た言葉は期待外れのものでした。

 

鼻毛出てるよwwww

 

 

(ぬぉぉぉ~~~僕の鼻毛なんぞどうでも良いんだぁ~~~~)

 

僕はそう思いながら飛び出た鼻毛を奥に押し込みました。

 

そんな僕の姿を見てS子はツボに入ったのかゲラゲラと笑いはじめました。

笑う度に鼻息でS子の鼻くそはプラプラと前後に踊っていました。

 

こ、これは・・・・。

 

この瞬間僕の脳裏に悪魔的なひらめきが!

 

 

S子を笑わせて、鼻息で鼻くそを外部に吹き飛ばせば良いのだ!

 

これは完全犯罪!

 

このトリックで推理小説が書けそうなくらいだ。

 

僕はこの頃、クラスの人気者の座を得る為に様々な笑いのネタを所有していたので、それを駆使してS子を全力で笑わせることに全MPを消費させた。

 

S子は腹を抱えて大笑いして、Mも一緒になって爆笑していた。

 

(よし!良いぞ!もっと笑え!)

 

そしてついに時は来た。

 

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S子の鼻くそは強力な鼻息の力によって勢いよく外部にはじき飛ばされたのです。

 

そして飛ばされた鼻くそは弧を描いて、Mの弁当箱の中に着弾しました。

 

着弾地点はちょうどご飯の入っている箇所だったのですが、ふりかけ(多分のりたま)がかかっていたので、完全にカモフラージュされていました。 

丸美屋 のりたま 大袋 58g

丸美屋 のりたま 大袋 58g

 

 

普通であればMにご飯に毒を盛られた事実を知らせてやるのが友人として当たり前の行為だとは思いますが、S子の乙女のプライドを守る為に僕は真実を語ることができませんでした。

 

こうして昼食タイムも終わり、S子の細胞はMの体内に取り込まれたのでした。

 

その後、2人は無事に付き合うことになったので結果オーライだと自分に強く言い聞かせましたが、その罪悪感は今もなお僕の心に残っています。

 

異性の相手に鼻くそがついていたとき・・・・

 

皆さんなら正直に相手に伝えることができますか?

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

それではまたね(^_^)/