AzuYahi日記

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【第7回】二次募集で入学した高校は悪の巣窟だった話

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こんにちは!AzuYahiです。

 

前回の続きです。

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この日は12月24日。

クリスマスイブです。

 

僕たちが電車の後部デッキを占拠してから約1週間がたちました。

あれからショウスケからはなんのアプローチもなく、トモ曰く俺たちにびびってるから何もしてこないんだそうです。

 

でも、ショウスケはこんな簡単にビビるタマだろうか・・・。

僕はずっと嫌な胸騒ぎがしていました。

 

僕たちがいつも乗っている電車はR高があるA駅から出発してB駅、C駅、D駅と停車しながら終点がE駅となります。

僕はいつもD駅でおりており、僕の仲間で毎日E駅まで乗っていくのはセイジとハル坊だけでした。その他の仲間達はE駅に行く過程で僕を含めてみんな降りるからです。

ただE駅は町の中心部にあるので遊びたい時や買い物をしたい時はあえてE駅で降りることもありました。

 

この日はクリスマスイブにも関わらず女っ気が無いことを理由に僕はE駅まで行って、セイジとハル坊と3人でカラオケで盛り上がることになってました。

僕はE駅で降りるとセイジとハル坊と一緒にカラオケ屋に向かって歩きました。

 

途中でで道を塞ぐように立っている奴らがいました。

 

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ショウスケでした。

 

後ろに人の気配がしたので振り返ってみるとショウスケの仲間達が既に逃げ道を塞いでいました。

 

ショウスケは僕に近づくと言いました。

 

「やっとE駅で降りやがったな。テメーらはいつもゾロゾロと群れてやがるから手うすになるE駅で降りるのを毎日張ってたんだよ!今までずいぶんなめた事してくれたじゃねぇか!!」

 

策士かよwと胸の中でつっこみながら考える。

向こうは10人、こちらは3人。

これじゃあ、一方的にボコボコにされちまう・・・・。

ここはハッタリでなんとかしのぐか。

 

「ショウスケ!!今回はおめーらにやられるかも知れないけどよ、後日、必ず報復はさせてもらうから憶えとけよ。」

 

僕はビビってるのを悟られないようになるべく強気に言った。

 

ショウスケは全然動じた様子も見せずに言った。

 

「確かにお前らと後々揉めるのはいろいろとめんどくせー。あのクレイジーなトモもいるしな。だから今回はちょっと提案があるんだよ。」

 

「提案って何だ?」

 

「正々堂々とタイマンで決着つけようぜ。俺とお前でなw」

 

 

やられた・・・・・。ショウスケは最初から僕だけを狙っていたんです。

 

ショウスケは空手経験者でタイマンには絶対の自信を持っている。

もし僕がタイマンを断ったら、10対3の不利な状況から得たタイマンのチャンスから逃げたことになるので僕の評判はがた落ちになる。逆に僕がタイマンを受けてボコボコにされたとしてもショウスケは正々堂々とタイマンで僕を仕留めたのだから、後日に報復するって訳にもいかなくなる。

 

つまり僕がこの危機を突破する道はただ1つ・・・。

 

タイマンでショウスケに勝つしかない。

 

しかし、ショウスケが強いのは置いておいてもそれに勝る一番の問題は、

 

僕は一度もタイマンしたことが無いって事でしたw

 

 

僕らとショウスケ一派は廃ビルの駐車場まで移動しました。

ショウスケはニヤニヤしながら僕に話しかけてきました。余程余裕なんだろうなこいつw

 

「自慢だけど俺は今までタイマンで負けたこと無いんだよねwてめーはどうよ?」

 

僕もにやりと笑いながら言った。

 

「俺も無敗だ!」←嘘じゃ無いw

 

 

喧嘩なんて先に殴った方が勝ちだろうってずっと思ってたんで僕は一気にショウスケに殴りかかった。

 

一発、二発、三発・・・・・全て面白いくらいガードされてしまった。

その合間にショウスケのパンチが僕の顔面や腹に何発もヒットする。

 

やべー、かなりこっちが殴られてる・・・・。

でも興奮しているせいかあまり痛みは感じませんでした。

ただ、頭が相当くらくらしてるのでこのまま殴られ続けるのはやばいと思いました。

だけど絶対に負けられない!

僕はショウスケのパンチを何発かくらいながらもなんとか懐まではいると、ショウスケの髪の毛を両手で鷲づかみにしました。そしてそのまま強引にショウスケの頭を腰のあたりまで下げると、そのまま渾身の力を込めて膝蹴りで顔面を蹴り上げました。

鈍い音があたりに響きます。

一発、二発、三発・・・・・。

僕はひたすら膝蹴りを繰り返しました。殴られすぎて自分でもなにがなにやら解らない状態でひたすら膝蹴りを続けました。

 

そして気がついた時にはセイジに押さえつけられていました。

 

「兄さんの勝ちだ!もうやめろ、死んでしまう。」

 

ショウスケは血だらけの顔面を押さえてうずくまっていました。

 

「セイジ・・・、あいつ血まみれだな。ちょっとやり過ぎちゃったな。」

 

セイジは懐から小さな鏡を取り出すと僕に渡した。

 

鏡をのぞくと僕の顔面も血だらけでしたw興奮するとほんとに痛みが無くなるから不思議です。

 

こうして奇跡の勝利を手にした僕でしたがなぜか喜びではなく、むなしさだけが残りました。

 

人を傷つけるってこんなにむなしいんだな・・・・。

 

僕は口の中を切りまくっていて、とてもカラオケに行ける状態じゃなかったのでセイジとハル坊と別れて家に帰るべくバス乗り場に向かいました。

 

途中で見覚えのある女が男と腕を組んで歩いていました。

 

中学の時の彼女でした。

 

そっか、今日はクリスマスイブだもんな。それなのに何やってんだろうな俺w

あの時、僕が高校にさえ受かっていれば彼女と腕を組んで歩いていたのは僕だったかも知れないのにな・・・・。なんで合格しなかったんだろうな・・・・なんで殴り合いなんてしてるんだろうな・・・。

ものすごい涙が出そうだったのを必死にこらえました。

 

 

20年以上たった今でも忘れられない16歳のクリスマスイブでした。

 

今回はここまで。

 

それではまたね(^_^)/

 

 

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