AzuYahi日記

どうでもいい知識、思いつき、妄想などなど

北海道大停電 道東の記録 その2

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こんにちは!AzuYahiです。

 

前回の続きです。

 

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AM8:30

 

とりあえずこの日は仕事がなくなったので、家族を連れて実家に向かうことになりました。

 

そこで問題になるのが食糧不足と言うことで、通り道にあるコンビ二から食料を調達することにしました。

 

しかし・・・・

 

店内の食料品はほとんど売り切れていてガラーンとしていました。

 

それを見てがっくりきている僕に小学生の息子が駆け寄ってきます。

 

お父さん!こっちにカップ麺が残っているよ!

 

僕は息子の言葉に目を輝かせながらその場所に向かいました。

そこで見た物は・・・・。

 

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ペヤング激辛焼きそばEND!!

 

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どんなに食糧不足でもこれだけは売れ残ったみたいです。

まあ、辛さが尋常ではないので食べれる人は少ないですよね。

 

停電によって伝家の宝刀であるウォッシュレットが使用不可能ということもあったので、お腹を壊したくないので僕も購入を見送りました。

 

結局ここで購入できたのはスナック菓子だけでした。

 

 

PM12:00

 

実家についた僕はスマホで停電についての情報収集をしていました。

 

ピンポイントの情報を集めることができるのでやはりスマホは優秀だなぁとあらためて思いました。

 

そんな僕のスマホに友人からあるラインが届きます。

 

スマホの基地局の電力が無くなるのでもう少ししたらスマホが使えなくなるらしい。

 

 

僕はこれ見てどうせガセだろ?と思いました。

 

ちょっと前には断水がはじまるという情報がありましたが結局断水はおこらずにこの情報がガセだとわかりました。

 

ネットには様々なガセ情報があふれているので何でもかんでも信用していたら大変なことになってしまいます。

 

そもそも災害時にスマホが使えなくなるなんて聞いたことがなかったので僕の中では完全なガセ情報としてインプットされました。

 

結局、単純に僕がバカなだけでしたが。

 

 

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PM13:30

 

スマホの繋がりが少しずつ悪くなってきました。

 

そのうち電話はかろうじて使用できますが、ネットは全く繋がらなくなりました。

 

そしてついに・・・・

 

 

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圏外の文字が表示されて全く使用不可になってしまいました。

 

あの情報はガセではなく真実だったのです。

 

これから電力が復旧するまでスマホの通信が回復することはありませんでした。

 

今回の停電で僕が一番精神的にこたえたのはこの通信断絶だったかも知れません。

 

皆さんのSNSに元気づけられていることもあったので、それが見れなくなったのが本当に辛かった・・・。

 

世間から隔離された気分と言いましょうか、とても孤独で不安な気持ちが自分の中で一気に膨れあがったのを今でも憶えています。

 

 

PM15:00

 

僕は唯一の情報収集手段であるラジオにかじりついて情報を集めていました。

 

しかし、今回の地震の一番の被災地は胆振東部なので道東についての情報はほとんど流れる事はありませんでした。

 

常に情報は胆振東部と札幌周辺だけです。

 

 

情報不足によりどんどん不安が募っていき、この停電はこれから先とても長い時間続くんだろうと勝手に思い込むようになってきました。

 

 

PM17:00

 

母がろうそくを立てて夕ご飯を作ってくれたので、僕たち家族も実家で夕ご飯を食べました。ある物を集めただけの晩ご飯でしたが、やはり食事をすると少し元気が出たような気がしました。

ラジオからは僕たちが一番知りたい情報である復旧の時期については何も流れてきませんでした。

唯一具体的に流れた情報は、

 

発電所の完全復旧には1週間くらいかかるってことだけでした。

 

かといって停電が1週間続くと言っているわけでは無いのですが、他に何の情報が無い僕たちの頭には、

 

もしかしたら停電は1週間続くかも?

 

というとてもつもない不安が胸に残りました。

 

僕たち家族はこれ以上実家に迷惑をかけるわけにはいかないので、いったん自宅に帰ることにしました。

日が暮れる前に戻って夜に備えなければなりません。

 

そして次は自宅での夜の話なんですが、この続きはまた次回にしたいと思います。

 

 

そして最後にどうして言いたいことがありますのでここで書かせてもらいます。

 

 

前回の記事で皆様からたくさんの激励やお見舞いのコメントをいただきました。

コメントを一つ一つ読んで思わずウルッとしていまいました。

 

停電の疲れも一気に吹き飛ぶくらい嬉しかったです!

 

本当にありがとうございました(^_^)

 

 

それではまたね(^_^)/