こんにちは!AzuYahiです。
今回は今年の夏に会社の先輩とラーメンを食べに行った時のお話しです。
その日はとても暑い中、僕と先輩は2人でせっせと外仕事に励んでいました。
ちょっとした肉体労働だったのですが、炎天下なので体中から汗が噴き出て僕も先輩もヘトヘトになりながら作業をしていました。
そしてようやく昼休み。
どっちも弁当を持参していなかったので近所のラーメン屋に行くことになりました。
暑いから冷たいものが食べたいなぁ!
先輩は店に入るなりメニューを眺めながら言いました。
同感です。じゃあ俺は冷やし中華にします。
僕は速攻で冷やし中華に決めましたが、先輩はしばらく思案してから、
ざるラーメンに決めました。
ざるラーメンは冷たい麺を冷たいタレにつけて食べるだけのシンプルなメニューです。
早速先輩は店員を呼ぶと大きな声で注文を言いました。
ざるラーメンください!
冷やし中華ください。
僕も便乗して注文します。
すると店員さんは申し訳なさそうに言いました。
すいません。ざるラーメンは材料が切れちゃいまして・・・(^_^;冷やし中華はオッケーです。
開店してまだ1時間くらいだし、見たところお客も僕たち以外いません。しかも、材料をたくさん使用する冷やし中華はできるのに麺とタレだけのざるラーメンはできないという・・・。
これには先輩も不信感を持ったらしく、もう一度店員に聞きます。
冷やし中華は出来てざるラーメンは出来ないんですか?
店員は頭をかきながら、そうなんですと言って愛想笑いをします。
先輩は腑に落ちないようでしたが、出来ないと言われては仕方が無いので僕と同じく冷やし中華を注文しました。
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こうして2人とも注文が終わったのですが、なんとなく先輩のテンションが落ちているように見えました。
そんな空気の中、僕は壁に貼ってある張り紙に注目します。
ランチタイムはライス一杯無料で提供します。
おお~今はランチタイムなのでライス一杯サービスでいただけるらしい。
僕は早速そのことを先輩に教えます。
まじか!それはお得だな(*^_^*)
ざるラーメンの件で地の底まで落ちた先輩のテンションはライス無料サービスで一気にハイテンションになったように見えました。
すいませーん♪
店員を呼ぶ声からもテンションがアゲアゲなのを感じ取ることが出来ました。
その声に呼ばれて店員さんも軽快に駆け寄ってきました。
先輩は先ほどのざるラーメンの気まずい雰囲気をぶち壊すように、にこやかに店員さんに注文します。
ライス一杯、追加で注文したいんですけど?(*^_^*)
店員さんは少し間を開けて答えます。
すいません。今日はライスが切れていまして(^_^;
えええええええええええええええええええ
先輩は思わず叫びました。
しつこいようですが、まだ店が開店して1時間くらいしかたっていないのに既にライスが切れてるなんて・・・・
普通に考えればありえません。
先輩はもはや冷静ではなく、店員に指摘します。
それはもはや、切れているのではなくて最初から米を炊いていなかったんでしょ?
店員は申し訳なさそう言いました。
炊飯器のスイッチを入れ忘れてしまって・・・どうもすいませんでした。
素直に謝罪された先輩はこれ以上何も言うことも出来ず、もう良いですよと店員さんに言いました。
その後、僕と先輩は2人でしょぼしょぼと冷やし中華を食べて、午後から再び炎天下の現場へと帰っていたのでした。
ついていない時は、とことんついていないもんです。
こういう時はすぐに帰って寝るに限りますね。
それではまたね(^_^)/