※過去記事をリライトしました。
こんにちは!AzuYahiです。
かなり前の話なんですが会社の健康診断がありまして検査結果が、
肝臓要検査でした(・・;)
自分は酒は飲める方だとは思うけど、飲む頻度なんて月1あるかどうか程度なんでこの結果はちょっと意外でした。
それからしばらく仕事が忙しくて検査にいけてなかったんですが、やっと時間がとれましたので地元の総合病院に検査に行きました。
診察を受けると若くてイケメンのお医者様に、
「CT検査うけましょう。しっかり撮影するために造影剤というお薬を検査の時に注射しますね^^」
と言われたので、僕は思わず言いました。
げっ、注射ですかΣ(・∀・;)
実は注射が大の苦手でして・・・
イケメン先生には全然大丈夫と爽やかに流されましたが・・・。
子供のころ、熱が出ると親に連れて行かれた病院で必ず打たれる、
お尻の注射。
この時の恐怖ですっかりトラウマになってしまったわけです(T_T)
痛いのが嫌と言うより、刺されるまでのドキドキ感が苦手なのです。
さて、憂鬱になりながらも看護師に誘導されるままCT検査室に入りました。多分このとき緊張で膝がガクブルだったに違いないです。
部屋に入るとムキムキの看護師さん(以後ムキオ)が、
「お腹を撮影するんでズボンを少し下げて仰向けに寝てください。」
と指示されましたので、僕はズボンを少し下げてお腹を露出しました。
次にCTの寝台に仰向けに寝てから両手を上げるよう指示がありましたので、言われるがまま両手を上にあげました。
バンザイしてる感じですね。
しかしここでちょっとした事件が・・・。
僕が両手を上げて撮影を待っていると、突然ムキオが駆け寄ってきて、
「ズボン、もう少し下げますね!」
そう言うと有無を言わさずズボンを更に下に下げました。
両手を封じられている僕には為す術もありませんでした。
ええ、
ムキオは、
ズボンと一緒にパンツも下ろしちゃったんです( TДT)
突然登場した僕の息子に驚きながらも凝視するムキオ。
突然のことにポカーンとする僕。
検査室の空気は完全に凍りつき、室内は永遠に続くのでは無いかと思われるほどの沈黙に包まれたのでした。
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10秒程の沈黙が続いた後、ムキオが何事もなかった事のように言いました。
「え、えっと、もうすぐ造影剤をお注射する準備ができますのでそのままでお待ち下さい。」
ムキオは引きつった笑顔を見せながら、僕の股間に何気なくバスタオルをかけてくれました。
何気ない優しさに心打たれながら僕も引きつった笑顔を返しました。
するとムキオと入れ違いで今度はベテランの女性看護師が姿を現しました。(以後ベテラン)40代半ば?の美人さんでした。
ベテランが持ってきたのはなにやら点滴みたいな大きな注射セットでした。
ついに注射されるのか。。。いやだなぁ~って思いながらも上げていた腕を注射しやすいようにベテランに向けました。
するとベテランは衝撃的な事実を僕に告げます。
「腕はバンザイしたままにしておいてください。注射は手の甲に打ちます。」
ただでさえ注射が苦手なのに手の甲に注射をされると聞いて僕は恐怖に震えました。
そんなん絶対無理だよぉ!!
って思いましたが、小心者の僕は素直にはぃと、か細い返事をしただけです。
そして、いよいよベテランは針を手の甲に刺しやがりました。
ブスッ
情け容赦なく僕の手の甲をえぐりました。
いや~めちゃくちゃいてぇ~。ほんとまじで( TДT)
するとベテランは定番のセリフを言いました。
「痛かったら言ってくださいね(*^^*)」
いや・・・・既に痛いから。
痛くなかったらある意味病気でしょう。
針は点滴と同じように刺しっぱなしの状態で固定されました。
注射の痛みが徐々にひいてきたころ、ベテランから造影剤の説明がされました。
この薬を投与すると、全身が物凄く熱く感じるらしい。
熱く感じるって・・・・どんな感じだ?(笑)
ベテランは造影剤のビンを僕の注射針につながる管に接続しました。
あ~造影剤が僕の体に入っていく~・・・なんか凄く怖い( TДT)
心臓がドキドキする。
頭がくらくらする。
緊張でどうにかなってしまいそうでした。
あ
なんとなく体が熱くなった気がしました。
うわ~ほんと熱くなった気がするよこれ!
「この薬、本当に熱くなりますね!!」
僕がベテランにそう言うと、ベテランはきょとんとした表情で、
「まだ投与してませんよ^^;」
造影剤が体に入っていくと思ったのは僕の気のせいで、まだ針を刺しただけだったようです。
気のせいかよ。めっちゃ恥ずかしいじゃん・・・
僕は赤面していましたがベテランはそんなこと気にもかけずに準備をしています。
「それでは、造影剤投与しますね~♪」
ベテランはそういうと薬の注入を開始しました。
その瞬間、僕の体に異変が起きました。
熱い!!!
熱いなんてものじゃない!全身の血管にお湯を送り込まれた感じでした。
これやばいぞ・・・・
なにがやばいって、下半身がすごく熱い。足の先から大事なところも含めて、
めっちゃ、熱い!!
うわっ・・・なんか・・・・
この懐かしい感覚は・・・・・。
お漏らしした感覚だ!!
ってか、既に漏れてるんじゃないか(;´Д`)
僕は思わずベテランに聞いてしまいました。
「あ・・・・あの・・・漏れてませんかね?」
ベテランはそれを聞くと慌てたように点滴の針を確認しました。
「大丈夫^^漏れてませんよ♪」
いやいや、そっちじゃなくて・・・。
結局、お漏らしはしていなかったのですがしばらくはお漏らしの不安と戦い続けました。
そしてあれこれやっているうちに検査は無事終わったらしく、ベテランは僕のそばまで歩み寄り、
「今日は検査お疲れ様でした^^ バスタオルは片付けますね。」
そう言ってベテランは僕の股間にかかっていたバスタオルを優しく剥ぎ取りました。
僕の股間はムキオにパンツをおろされたままだったので、僕の息子さんをベテランに思いっきり見られてしまいました・・・。
病室にまた変な空気が流れてしまいました。
おのれムキオめ・・・・。
結局、検査結果に問題は無く、ただいろいろと恥ずかしいだけの検査になってしまいましたが健康が一番なので良しとします。
今回の検査で一番衝撃だったのは造影剤を注射すると体内がめちゃくちゃ熱くなってしまうというところですね。下半身が熱くなるとお漏らししたような感覚になってしまうので検査前に用を足しておくことをお勧めします。
初めての人はあまりの熱さにビビると思いますよ!
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それではまたね(^_^)/
造影剤(ぞうえいざい)とは、画像診断の際に画像にコントラストを付けたり特定の組織を強調して撮影するために患者に投与される医薬品である。組織そのものの写り方が変わるのではなく、生体組織とは写り方が大きく異なる物質を取り込ませることで、画像上その組織の写り方が大きく変化したように見えるのである。つまり、例えばX線を用いた撮影においてはX線をよく遮蔽する物質が使われる。いずれにしても生体に与える副作用の少ない物質が造影剤として選ばれ、ヨウ素化合物、バリウム化合物、ガドリニウム化合物、二酸化炭素などがもちいられる。
出典 wikipedia