AzuYahi日記

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【ネタバレあり】ドラクエ5の主人公の壮絶な半生を振り返る

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こんにちは!AzuYahiです。

 

先日ドラクエ11をようやくクリアしたのですが、ドラクエの世界から離れがたくPS2でドラクエ5をはじめました。

 

いや~ドラクエ最高ですね(^_^)

 

ドラクエ5をプレイして再度認識したことは、主人公の半生が韓○ドラマの主人公もびっくりな壮絶な半生だと言うことです。

こんなかわいそうな人はそういないと思います。

今回はドラクエ5の主人公の半生を振り返っていきたいと思います。

 

 

主人公誕生~

 

主人公はある王国の王子として誕生します。

父は勇猛な国王(パパス)。母はとても清楚で優しい女性。

この時主人公は幸せな将来を約束されていると誰もが思ったでしょう。

しかし・・・・。

 

母親は何者かにさらわれてしまいます。

 

幼い主人公は父パパスに連れられ(無理やり?)母捜しの旅に同行します。

 

召使いも一緒とはいえ0歳から全世界の旅を強いられている主人公はこの時から既に不幸の前兆が見られます。なんといっても生まれてすぐに母親をさらわれるなんてあまりにも酷い話です。

 

 

幼少期

 

主人公は父パパスと共に母捜しの旅を続けていました。

もう6歳になっていました。

いろいろな土地を転々とするために友達も出来ずに学校にも行けていないようです。

ゲーム内で本を読もうとすると”文字が読めない”と表示されることからほとんど教育は受けていない模様です。

しかし、武術のほうは人並みはずれていて6歳にして街周辺のモンスターを倒したり、ダンジョンを攻略したりしています。

勇猛なパパスと旅を続けることにより戦闘能力は培われていたようです。

 

そしてこのころ大きな悲劇が起こります。

 

パパスが依頼を受けた王国ラインハットの王子ヘンリーの世話係。

 

いたずら好きなヘンリーがパパスのそばから離れた隙に何者かにさらわれてしまいます。

 

責任を感じたパパスは単独でヘンリーがさらわれたダンジョンに行ってしまいます。

 

主人公も父譲りの激しい気性が災いしたのか、単独で父の後を追ってダンジョンに侵入します。

 

パパスの強さはすさまじく迫り来る敵を次々倒していきます。

不利だと思った敵はあろうことか主人公を人質にしてパパスを無力化してしまうのです。

 

無抵抗のパパスを敵は情け容赦なくボコボコにします。

そして最後は炎の呪文でパパスを跡形も無く焼き尽くしてしまいます。

 

6歳の主人公の目の前で・・・・。

 

ゲーム中では主人公は意識を失っているように見えますが、後に父の死をはっきり認識していることから意識はなんとかあったようです。

 

6歳で父親が焼き殺される姿を見るってあんまりだとは思いませんか?しかも自分のせいで・・・・。

 

主人公とヘンリー王子はそのまま謎の組織に拉致られてしまいます。

 

 

少年期

 

主人公はヘンリーと共にある教団の奴隷として強制労働を強いられていました。

眠る時以外は常に岩を運ばされており、少しでも休むと鞭が飛んできます。

 

年は16になっていました。

 

つまり・・・・。

 

約10年もの長きにわたり強制労働を強いられてきたわけです。

父を殺されたあげく6~16歳の青春時代を奴隷として過ごしたことになります。

想像しただけで泣けてきますよね(T-T)

 

僕がこのシーンで印象に残っているのはやはり奴隷たちの寝室にある壺ですね。

寝室と言ってもベットとかが置いてあるわけでもなく、10人ほどの奴隷が洞穴みたいな場所で雑魚寝するだけの場所です。

 

そんな空間にぽつんと壺が1つ置いてあるんです。

 

ドラクエではおなじみのちいさなメダルとかが出てくるあの壺です。

 

僕は壺に何かアイテムは無いかと調べてみると・・・・・。

 

中身は奴隷達の糞尿なんです。

 

男女問わずこの寝室を使用する奴隷達はみんなこの壺で用を足さねばならないのです。

 

休まず働かされて、この不衛生な生活環境。

 

想像力豊かな僕はもう涙が止まりません。

 

その後、看守の妹のマリアを助けることになり、看守よりマリアを連れて逃げるという条件で脱出するチャンスをむかえます。

 

脱出といってもその方法は高確率で死亡するという過酷な方法でした。

 

奴隷が死亡すると死体は樽に詰められて滝壺に落とされ、海に流されます。

 

主人公とヘンリー、マリアはこの樽に入り込んで滝壺に落とされて海に出ようという作戦でした。

 

奴隷達はどのみち作業が終われば皆殺しにされると知っていたので後には引けませんでした。

 

主人公達はこの無謀な作戦に身を委ね、海に出ることに成功して無事に岬にある教会に流れ着くのでした。

 

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マリアは教会に残ってシスターになることになりました。

 

ヘンリーは主人公の母親探しを手伝ってくれる事になりました。

 

しかし話の成り行きでヘンリーの故郷のラインハット城の危機を救うことになり、ヘンリーは旅をやめてラインハット城に残ると言いました。

 

一緒にに旅をしてくれると約束してくれたのに、はやくもヘンリーは主人公を見捨てて自分の幸せをとってしまうのです。

 

親友だと思ったのに・・・・・・。

 

僕には笑顔でヘンリーと別れた主人公の心の奥の声が聞こえてくるようでした。

 

ちなみにゲーム内でもヘンリーに武器や防具を買いそろえたりしていたので突然の身勝手なこのリタイヤはかなり痛かったです(T-T)

 

ってか、もとをただせばヘンリーのせいでパパスは死に10年も奴隷生活を強いられたんですよね・・・・。ほんとやってられないw

 

ちなみにその後すぐにヘンリーとマリアは結婚します。

マリアもシスターになったばかりでもう結婚とか。。。。

 

ほんと地獄に落ちろ!w

 

 

しかし主人公にも春が訪れます!

 

幼なじみのビアンカか大富豪の娘フローラのどちらかと結婚するチャンスが訪れます♪

 

フローラも捨てがたいけど、僕はビアンカと結婚しました。

 

結婚した主人公は父パパスの王国グランバニアにに辿り着き、グランバニア王となりました。

 

そしてビアンカとの間に双子が生まれます。

 

波瀾万丈な主人公にもようやく春がやってきたのです。

 

しかし・・・・・。

 

妻であるビアンカは母同様に何者かにさらわれてしまいます。

 

追跡した主人公はビアンカ救出に成功したと思われましたが、敵の呪いによりビアンカと共に石化されてしまいます。

 

石化された主人公は盗賊に美術品だと思われ運び出され富豪に買われてゆき、オブジェとして庭に放置されます。

 

そして8年の月日が流れました・・・・・。

 

もうほんとに・・・・

 

幸せにしてあげてください(T-T)

 

 

青年期

 

 主人公はようやく召使いだったサンチョにより石化が解除されます。

サンチョと一緒にいたのは成長した双子の子供達でした。

主人公とパパスは母親を救出するために”伝説の勇者”を探していたのですが、なんと自分の息子が伝説の勇者であることを知ります。

 

妻であるビアンカは偶然にも勇者の子孫だったのでその息子が勇者として覚醒したのです。

 

その後主人公親子は次々と敵の要所を攻略し、ついには石化したビアンカを発見し、人間の姿に戻します。

 

結局主人公の母親に会うことは出来るのですが、大魔王ミルドラースに主人公の目の前で母親は殺されてしまいます。

 

今度は母の死を間近で見てしまうなんて・・・・

 

 

救われないにもほどがあります。

 

 

主人公家族は激戦の末についに大魔王ミルドラースの討伐に成功するのでした。

 

そして世界に平和が訪れました。

 

こうして主人公は妻と子供に囲まれて、ようやく幸せが訪れそうです。ゲームもここで終了します。

 

長々と振り返りましたが、とてつもなく壮絶な半生ですよね。この後主人公は病死したという噂もありますが、僕は末永く幸せに暮らしたと思いたいです。

 

これだけ不幸な人生を送ったのだからもう幸せになっても良いですよね?

 

近々ドラクエ11についても記事にしたいと思ってるんですけど、どうしてもネタバレ要素を含んでしまうので書こうかどうか迷ってます。

 

それではまたね(^_^)/