こんにちは!AzuYahiです。
前回の続きです。
課の男性社員一同(6名)で出張先の旅館に宿泊することになり、食事を済ませた後、みんなで部長の部屋でお酒を飲もうという話になりました。
当然Mさんも参加するので僕は参加したくはありませんでしたが、欠席するとまたあれこれとうるさいので仕方なく部長の部屋に行きました。
飲み会がはじまった当初はMさんは野球中継が気になっていたらしくおとなしく飲んでいました。僕もMさんが絡んでこないので先輩たちと談笑をしながらお酒を飲み始めました。
しばらく何事も無くまったりと飲んでいましたが、突然顔に冷たくて固いものが当たりました。
痛いと思いながらその固いものを手にとってみると、
氷でした ※水割り用の氷
僕は氷が飛んできた方向を見ると、もう一発僕の額に氷がぶつかりました。
氷といえど石をぶつけられているのと衝撃は変わらないのでかなりの痛みでした。
僕は額をおさえながらもう一度飛んできた方向を確認すると、氷を投げてきたのはMさんでした。
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Mさんは鬼の形相で言いました。
カスの分際で偉そうに酒なんて飲んでんじゃねぇぞ!
Mさんは更に氷を投げつけてきます。これにはさすがに部長が止めに入りました。
怒りもありましたが、すごい惨めな気持ちになったので僕は部屋から出て行こうとしました。
するとMさんは急に満面の笑みになって、僕をなだめるように言いました。
悪い悪い、ほんのいたずらだよ。怒らないで座って飲めよ。
そういって僕のコップに酒をつぎました。
部長にも説得されて僕はやむなくその場に残りました。
しばらく飲んでいると突然お腹のあたりに激痛が走りました。
お腹を見てみると
火のついたたばこが僕のお腹の上で焦げていました
Mさんは大笑いをして言いました。
カスでも灰皿の代わりにはなるみたいだな
Mさんは火のついたたばこを僕に投げつけていたのです。
僕の中で何かが切れました。
てめぇ~いい加減にしろ!!
僕はもともとやられっぱなしでおとなしくしている性格ではありません。
ただ、社会人って子供の頃と違っていろいろなことに耐えながら成長していくものだと新社会人なりに思ってずっと頑張ってきました。
だから今までぐっとこらえてきました。
だけどもう限界です。
僕はMさんに飛びかかり胸ぐらを勢いよく掴みました。
するとそれを見ていた先輩たちは僕を羽交い締めにして引き離しました。
普段はだんまりなのに、どうしてこういう時だけ止めるの早いの?
僕が先輩たちをにらみつけると、先輩は僕の耳元でささやきました。
ここで手を出したらお前の負けだぞ!我慢するんだ
は?
今のままでもじゅうぶん負けなんだよ!
僕は先輩たちにそう怒鳴ると怒りを抑えきれず部長の部屋を飛び出しました。
ある決意を胸に
続きはまた次回
それではまたね(^_^)/