※この記事は旧サブブログより移転したものです。
2010年にプレイステーション3で発売された少し古いゲームですが、PS Plusでフリープレイができるとの情報を得たので早速ダウンロードしてプレイしてみることに。
※フリープレイは4月で終了しました。

HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき- - PS3
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2010/02/18
- メディア: Video Game
- 購入: 11人 クリック: 312回
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昔ながらのコマンド式のアドベンチャーゲームかと思いきや、今まで出会ったことの無い新感覚のゲームで僕はどんどんこのゲームに引き込まれていきました。
ということで今回は「HEAVY RAIN 心の軋むとき」をレビューしていきたいと思います。
実写のようなグラフィック
出典 プレイステーション公式サイト https://www.jp.playstation.com/games/heavy-rain-ps4/
プレイステーション3で発売されたとは思えないほどのきめ細やかなグラフィックでした。このゲームはストーリー上雨が降っているシーンが多いのですが、雨が人に当たったり、道路を濡らしているというような細かい描写までとてつもなくリアル表現されています。
このリアリティは一度プレイして体験してもらいたいですね。
止められない止まらない!秀逸なストーリー
出典 プレイステーション公式サイト https://www.jp.playstation.com/games/heavy-rain-ps4/
アメリカの小さな町で3年間にわたり続いている子供の連続誘拐殺人事件。
子供を誘拐しては雨水で溺死させるというとてもクレイジーな犯行。被害者の子供の手には必ず折り紙が握りしめられていることから犯人は「折り紙殺人鬼」と言われるようになり人々に恐れられていました。
この町に住むイーサン・マーズは2年前に自分の不注意で2人いる最愛の息子の1人を事故で失って精神を患っていました。
イーサンは息子を失った苦悩により、時々意識を失ってしまう深刻な症状があらわれるようになります。
そして事件はおこります。
イーサンは息子のショーンと公園で遊んでいる時にこともあろうに突然意識を失ってしまいます。
目が覚めた時にはショーンの姿は消えていました。
外には雨が降りそそいでいます。
そしてパニックになるイーサンの元にショーンを誘拐したとの連絡があります。
誘拐した犯人はあの「折り紙殺人鬼」でした。
「折り紙殺人鬼」の要求は金ではありませんでした。
指示した命令をただこなすだけ。
命令をこなす度にショーンの居場所のヒントを少しずつ公開するとのことでした。
イーサンにはショーンを救出するために「折り紙殺人鬼」の残酷で恐ろしいミッションに挑戦するより方法はありませんでした。
一方時を同じくしてこの連続誘拐殺人事件を調査すべくFBI、私立探偵、謎の女性の3人が動き出していました。
ストーリーはこんな感じでイーサンとその他3人の登場人物の視点で進んでいきます。
謎解き要素としても、とてもおもしろいゲームなのですが「折り紙殺人鬼」の精神を揺さぶるような恐怖のミッションは本当に凄いと思いました。
コントローラーを持つ手が震えてしまいます。
詳細を書いてしまうとネタバレになるので書けないのが残念です。
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操作人物
このゲームでは操作する主人公が4人いますので簡単に紹介します。
イーサン
出典 プレイステーション公式サイト https://www.jp.playstation.com/games/heavy-rain-ps4/
息子を「折り紙殺人鬼」に拉致され、犯人の恐怖のミッションに挑む。
シェルビー
出典 プレイステーション公式サイト https://www.jp.playstation.com/games/heavy-rain-ps4/
「折り紙殺人鬼」の調査を続ける私立探偵。被害者の遺族の家をまわって手がかりを集めている。
ジェイデン
出典 プレイステーション公式サイト https://www.jp.playstation.com/games/heavy-rain-ps4/
折り紙殺人の調査の為に派遣されたFBI捜査官。最新捜査ツール「ARI」を駆使して犯人を追う。
マディソン
出典 プレイステーション公式サイト https://www.jp.playstation.com/games/heavy-rain-ps4/
偶然イーサンを介抱したことがきっかけでイーサンと行動を共にする。しかしその正体は・・・・。
ゲームシステム
基本はTPS(3人称視点)でゲームを進行していきます。
人物や物に近づいた時に指示されたボタンを押すことでゲームは進んでいきます。
操作は単純ですが、ボタンを押させるタイミングだとかスピードが秀逸でプレイしていて飽きることはありませんでした。
終盤はこの単純操作だけで手汗がびっしょりでしたから(笑)
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感想
まずは良かったところ
・グラフィック
・ストーリー
・音楽
・緊張感が途切れない
・心が軋む
・ゲームと映画がコラボしているような感覚を持てる
続いて悪かったところ
・歩く操作性が悪くてまっすぐ歩くのが難しい
・やめ時が難しい
・バッドエンドに行った場合かなりのやり直しが要求される
・ストーリーをスキップできない
総合的にはとてもおもしろくてほぼ2日間徹夜でプレイしました。
このゲームのテーマは「父と子」だったので、子供を持つ僕としてはいろいろと考えさせられる物語でした。
ゲームとしても今までのどのジャンルにも属さない次世代のゲームという印象がありました。
こういうゲームをこれからもたくさん作ってもらえれば、個人的にはとても嬉しいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。