こんにちは!AzuYahiです。
憂鬱です・・・。
前に僕が過敏性腸症候群になったという記事を書きました。
実は4年前にも過敏性腸症候群になったことがあって、一度病院に行ったことがあります。その時に医者のすすめで大腸検査をしたことがあります。
その結果、大腸ポリープが数個ある事が解りました。ポリープがまだとても小さく悪性の可能性は無いとのことで3年ほど様子を見ることになりました。
そして検査から4年がたったということで、先日医者から1ヶ月後に大腸検査をやりましょうと言われてしまいました。
最近、腸の具合が悪いので検査をした方が良いのは解っているのですが、僕にとって大腸検査はとても憂鬱なものなんです・・・。
大腸検査ってどんなことをするのか解らない人も多いと思うので、今回は大腸検査について書いていこうと思います。
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下剤
検査当日の朝は腸にたまった便を全て出さなければならないので、大量の下剤を飲まなければなりません。
大腸検査の時に飲む下剤はただの下剤では無くて腸内洗浄もかねているのでもの凄い下剤です。
厚いビニールの容器に白い粉末の薬が入っていて、その中に水を入れてよく混ぜてから飲みます。
出典:医療法人社団おなか会おなかクリニック
僕が飲まなければならない量はなんと、2リットルです。
水やお茶でも2リットルの水分を摂取するのは至難の業ですが、下剤を2リットルってありえないって思いますよね。
しかも飲むペースが決まっていて、それに従って飲まなければなりません。
起きてすぐの1時間で1リットルを飲み干して、残りの1リットルは病院に行くまでの時間に飲み干します。僕の場合は40分ほどでした。
飲んで30分ほどすると強烈な便意に襲われてトイレに駆け込むことになります。この時放出されるのは便と言うより、大量の水がお尻から噴き出す感じです。
そしてげっそりしてトイレから出た後に再び下剤を飲み続けます。
これを数回繰り返してなんとか下剤を飲み終えると便が出ないタイミングを見計らって病院に行きます。自動車の運転は危険らしいので、誰かに連れて行ってもらうか公共交通機関で移動した方が良いです。
便をチェックされる
病院に到着すると検査用の下着に着替えます。
おしりがパックリ開いたでっかいパンツです。その状態でお腹の中の下剤が全部出るまでトイレにこもります。
ここで家と事情が違うところは、便をした後に看護師さんを呼んで排出したばかりの便をチェックしてもらわなければならないということです。
便がほぼ透明になるまでチェックは行われて、あまりにも透明にならない時は追加で下剤を飲まされます。
自分の便を見られるって滅多に無いことなのでかなりの抵抗がありました。
恥ずかしいやら苦しいやらで僕にとってはかなりの苦行でした。
内視鏡検査
便の排出が終わるといよいよ内視鏡検査です。
検査台に横向きに寝かされると小型のカメラをお尻の穴から挿入されます。
この時やはり気になるのはお尻の穴にそんなものを挿入して痛くないのかって事ですよね。普段からそういうプレイをしている人にとっては余裕でしょうが。
挿入前に医師が肛門のまわりと入り口付近に念入りにローションを塗ってくれるので、僕は痛みもなく挿入することができました。
でも実際に辛いのはカメラが奥に入っていって腸のカーブする箇所を通過する時でした。
言葉ではうまく表現できませんが息が詰まるような痛みに耐えなければなりません。この痛みには個人差があるようですが僕はかなり辛いものでした。
だけど何より辛かったのはカメラがスムーズに大腸の中を進んでいく為に、空気を放出して大腸を膨らませながら進んでいくことでした。そのせいでお腹に大量の空気がたまってもの凄いおならがしたくなるんです。
看護師さんは僕のお尻の近くに顔があるのでおならが出しづらいのです。
そんな僕を察して看護師さんは僕に呼びかけます。
遠慮しなくて良いのでおならどんどん出してくださいね(*^_^*)
そう言われても女性の顔の近くでおならを出すのには少し抵抗があります。それによく考えると下剤を大量に飲んでお尻からカメラを突っ込まれている状態なのでお尻の感覚が自分でも良く解らない状態です。
おならだけでは無くて違うものまで出るかも知れない。
あの~もしかしたらおなら以外に別なものまで吹き出すかも知れません・・・。
僕がそう言うと看護師さんは笑顔で返してくれました。
気にしなくて良いので思いっきり出しちゃってください。というより出さないと辛くなりますから!
う・・・・そう言われても・・・・
やはり出せない!
おそらくここでおならを排出できる人はあまり辛い思いをしなくてもすむと思います。僕は結局、検査が終了するまで我慢し続けたので腸が膨張し続けて地獄の苦しみを味わいました。
こんな事なら、こういうプレイに慣れておけば良かったです。
検査終了後
検査終了後は個室に移動してしばらく休養を取らされます。
僕の場合は腸に空気がたまりすぎて激痛のあまり歩くのもやっとでしたので、速効でトイレにこもっておならを出しまくりました。
多分、人生最大のおならが出たと思います。
人によっては、この後すぐに日常生活に復帰できますが僕は1日気分が悪くて会社を休んで家でダウンしていました。
こうして僕にとってとてもハードだった大腸検査は終わったのです。
最後に
この記事を読んで大腸検査をやってみよう!と言う人はあまりいないかも知れませんが、一度もやったことが無い人はやっておいた方が良いと僕は思います。
医師の話によると大腸癌は早期に発見すれば、生存率が非常に高い癌なので定期的な検診をしていれば死ぬことは少ないとのことでした。
しかし、自覚症状があまりないので放置しすぎて癌が進行する事も多いそうです。
なので気になった方は一度、内科の医師に相談をしてみてください。
僕も来月の検査はとても嫌ですが健康の為に頑張ろうと思います。
でもやっぱり憂鬱です・・・・・。
それではまたね(^_^)/