こんにちは!AzuYahiです。
読者登録しているTatsuyangさんの記事に体罰をする教師が登場するのですが、僕の高校時代にも暴力教師いたなぁと思い出したのでその時のエピソードを今回は書こうと思います。
思い出すきっかけとなったTatsuyangさんの記事はこちらです。とても面白いので是非読んでみてください(*^_^*)
※Tatsuyangさん、勝手に言及すいません(^_^;
僕の通っていた高校は過去記事を読んだ方はご存じかも知れませんが、「不良」と呼ばれる生徒がとてもたくさん在学している学校でした。
やんちゃな生徒が多いこともあって、体育会系のムキムキの先生が何人かいて生徒が悪さをすると徹底した体罰を受けました。
顔を殴られるのは当たり前で、壁にたたきつけられたり、膝蹴りを食らっている生徒もたくさんいました。
しかし、やられた生徒達も自分たちが殴られる理由に心当たりもあったので、体罰に対してはそこまで問題にはなりませんでした。
殴る教師と殴られる生徒の間にきちんとした信頼関係が出来ていたからだと今になってみると思います。
現代だと大変なことになりそうですけどね(^_^;
だけどそんな暴力教師の中に1人だけ・・・・。
どうしようもないクズ野郎がいたんですよね。
顔はドラえもんに登場するスネ夫にそっくりで、ヒョロヒョロした先生なのですが、なんやかんや理由をつけては僕たちを呼び止め、本の角で頭を殴ったり、黒板で使う巨大なコンパスで頭を殴ったりしてきました。
他の暴力教師とはあきらかに違い、「不良」という存在をとても憎んでいるのかどんな些細なことでも暴力を振るってきました。楽しんでいるようにも見えましたから。
学生時代に不良にいじめられていて、その腹いせでは?という噂もありました。
当然、理不尽に殴られた生徒達はカッとなってスネ夫に掴みかかったこともありましたが、その度にそいつは口癖のようにこう言います。
教師に手を上げたら退学だからな~殴れるものなら殴ってみろww
退学にはなりたくないのでみんなぐっとこらえて無抵抗に暴力に耐えました。
しかし、さすがに問題になってスネ夫は学校側から注意を受けることになりましたが、奴の体罰がおさまることはありませんでした。
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みんなやられっぱなしで諦めるしか無いと思っていたのですが・・・・
僕の1つ上の学年から、
救世主が現れました!
その先輩はスネ夫に暴力を振るわれる度に、携帯している手帳に”正”の字を書き込んでいたそうです。
そして殴られる度に、8!9!10!11!・・・・と暴力を振るった回数をスネ夫にむかって叫んだそうです。
スネ夫がその先輩にそんなもの数えてどうする?と問いただすと、その先輩は満面な笑顔でこう答えたそうです。
卒業した後にやられた数だけ殴れると思うと嬉しすぎて今からにやけてしまうんですよねwだから忘れないように記録してるんですよ(*^_^*)
スネ夫は自分が卒業後に復讐されるという意味だと感じ取ったのか、激昂しその先輩を何発も殴ったそうです。先輩の笑みはそれでもくずれることなく、手帳に正の字を追記していったそうです。
その後、この先輩のとった行為を真似して暴力を振るわれた生徒はみんな手帳を携帯し、正の字を書き込んでいきました。
そして廊下等でスネ夫とすれ違った時には、
13!
20!
16!
と、今まで殴られた回数を大声で叫ぶようになりました。
スネ夫は生徒達の復讐に恐怖したのか、卒業式が近づくにつれて次第に暴力を振るわなくなりました。
それでも生徒達の感情はおさまらず、スネ夫にあう度に殴られた回数を叫ぶことを決してやめませんでした。
そして、卒業式まで1ヶ月となったある日、全校集会が開かれて校長先生よりスネ夫が学校を辞めるという報告がありました。理由は一身上の都合らしいです。
スネ夫は舞台の前に立って、最後の挨拶をしてたのですが、生徒の誰かが1人叫びました。
18!
すると次々に声が上がります。
8! 12! 18! 7! ・・・・
スネ夫が顔面蒼白になっているのがはっきりと確認できました。
こうしてスネ夫は学校を去ることになりましたが、その後報復されたという話は聞きませんでしたので、スネ夫を精神的に追い込むことが先輩達の目的だったようです。
スネ夫にとっては因果応報でしたね。
そもそも、他人を殴る時は自分も殴られる覚悟で殴らないといけません。
暴力ってそれくらい重いものなんです。
どんな立場の人間でも理不尽な暴力を振るい続けていると、報いを受けるかもよ?と言うお話でした。
それではまたね(^_^)/