こんにちは!AzuYahiです。
今回はただの日記です。
少し前に地元で今まで行ったことがない食堂を見つけたので、知り合いと入ってみることに。
豚丼やらそばやらカツ丼やらバリエーション豊かなメニューがたくさん並んでおり、どれもこれもおいしそうでどれを頼んでいいものやら悩んでいましたが、ふとこの日は持ち合わせが少ないことを思い出しました。
財布の中身を確認すると1000円くらいしか入ってません。
小学生以下です、ほんとに(^_^;
知り合いにお金を少し借りようとしましたが、知り合いもなんと1000円くらいしか持っていませんでした。
これじゃ安いものしか食べられないなぁと落胆しつつ、知り合いと一緒に580円のカレーライスを注文することにしました。
トッピングも何も無いただのカレーです。
そして待つこと5分ほどでカレーが僕たちのテーブルに置かれました。
めちゃ良いにおいです。
僕たちは早速カレーを一口食べました。
・・・・・・・。
うまい!!
めちゃ甘口なんですけど、リンゴと蜂蜜がきいていて濃厚かつフレッシュな味わいが口を包みます。
僕はかなりの辛党で辛くないカレーはカレーじゃ無いと断言するほどだったのですが、この甘口カレーは全然いけます。なんの抵抗もなく食べられるんです。
僕たちはあっという間にカレーライスを食べ終わりました。
「いやー、なんかうまいって言うより懐かしい味がしたね。」
僕が言うと、知り合いも頷いて言いました。
「そうそう、どっかで食べた味なんだよね。でも癖になりそう!」
僕と知り合いはそのカレーの虜になってそれから10回くらいその店に通いました。
ここのカレーはここでしか食べられない味だ!
僕はすっかりここのカレーのファンになりました。
でもいつも気になっていたのが、この店であまりカレーを食べている人がいなかったことです。とてもおいしいのに不思議でした。
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それから数日後、用事があったので実家に行くことになりました。
家に上がると、母が台所から出てきて僕に言いました。
「ちょうどカレー作ったんだけど食べていく?」
母のカレーを食べるのも久しぶりだし腹も減ってきたのでごちそうになることにしました。
いただきまーす。
僕はカレーをぱくっと一口。
こ、これは!!
その味はまさに例の食堂のカレーと全くと言って良いほど同じ味でした。
「母さん、このカレーって・・・・。」
「やっぱりあんたにはおいしくなかったかな?久しぶりにバーモントカレーの甘口で作ってみたんだよね(*^_^*)」
「バ、バーモント」
子供の頃に母が良く作ってくれたバーモントカレーの甘口。
僕の世代は子供の頃に食べていた人は大勢いるであろうバーモントカレー。
最近はいろいろなカレールーが発売されて、バーモントもたくさんあるカレールーの1つに成り下がってしまったが、僕の幼少期はカレーと言えばバーモントカレーだったんです。多分・・・。
ってことはあの食堂のカレーはバーモントカレーがベースだったんだ。
それで同世代の知り合いもこの味はドストライクだったわけです。
なにか胸のつかえがとれた気がして良かった良かった・・・・。
って良くなかった。
僕らはバーモントカレーに毎回580円も払ってあの店に通っていたことになる!
他の客がカレーを頼んでなかったのも、カレーがバーモントだと見切っていたのだろう。
でも僕らの世代にバーモントカレーの甘口を出すのは反則です。
子供の時の記憶がその味を求めてしまうから・・・・。
こうして僕らはその食堂には行かなくなり、バーモントは実家の母のもとでたまにいただくことにしました。
みなさんの子供の時のカレーもバーモントでしたか?
それではまたね(^_^)/
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