AzuYahi日記

どうでもいい知識、思いつき、妄想などなど

CERO Zの表現規制について自分なりに調べてみた

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こんにちは!AzuYahiです。

 

長いことゲームをやっていてず~っと気になっていることがあったんです。

 

量販店に売られているゲームの一部にパッケージにこんな表示がされていますよね。

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この表示がされているゲームは18歳以上じゃないと販売してもらえないんです。

主にグロテスクで残虐な表現のあるゲームに表示されていることが多いです。

 

つまりこの表示がされているゲームはある程度大人にならないと購入できないので、小中学生がプレイすることが出来ない前提なんです。

 

海外から輸入されているゲームがこのCERO Zに指定されることが多いです。過激な表現があるゲームが多いですからね。

 

まあ、過激な表現を分類して子供たちにプレイさせないように規制するのは解るんですけど、僕が疑問に思っているのは・・・

 

俗に言う18禁規制しているにも関わらず、その商品には更に表現規制がされていることが多いと言うことです。

 

ゲーム内での残虐シーンはことごとく日本版ではカットされています。

映画などで普通に認められている表現でもゲームでは全てカットされるんです。

 

年齢制限して販売しているのになんでこんなに規制が厳しいのか。

 

そもそもCEROってなんなの?って事で調べてみました。

 

 

CEROとは

 

CEROとは略称で正式名は、

 

コンピュータエンターテインメントレーティング機構といいます。

 

主にゲームを審査してレイティングというゲームの対象年齢を分類する審査機関みたいです。

 

 

レイティングとは

 

レイティングとはCEROが対象年齢をA~D、そして販売規制がされるZに分類されたものです。レイティング区分は以下のとおりです。

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Wikipeiaより引用

 

A~Dは対象年齢を表示していますが、販売規制はありません。つまり対象年齢未満であっても購入も出来るしプレイも出来ます。責任はユーザーもしくは保護者に委ねられているということです。

 

対してZは18歳以上の販売を禁止されているのはもちろんであり、仮に18歳未満の子供にCERO Zをプレイさせることも禁止されているので、違反すると当然罰せられます。

現実に9歳の男児に無理矢理CERO Zのゲームをプレイさせたとして、保護者である男性が逮捕される事件もありました。

 

年齢に見合ったゲームを選別して表示しているCEROの活動は主に未成年にゲームを与える保護者側の観点から言えば、パッケージを見ただけで判断できるのでとても便利な物だと思います。

 

しかし、Z指定されたものを更に表現規制する意図がどうしても見えてきません。

 

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表現規制はCEROの命令なのか

 

それではCEROが表現規制を奨励しているのか?

 

CEROはゲームを審査するうえで、その基準となるCERO倫理規定というのがあります。その規定についてはネットでも公開されているので興味のある人は調べてみてください。

 

規定を読んでいくと第7条  禁止表現という項目があり、禁止表現に該当する項目がたくさん記載されています。

 

CEROはこの第7条に該当すると判断したゲームについては、審査基準外と判断してレイティングを与えないと言っています。

 

つまり表現規制を指示するとかでは無く、審査そのものが出来ませんということになります。

 

 

レイティングされなかったゲームはどうなるの

 

もしCEROにレイティングされなかったゲームについてはどうなってしまうのか。

 

実は日本の大手ゲーム機メーカーは簡単にいうとみんな口をそろえてこう言います。

 

レイティングされていないゲームは販売を認めません!!

 

つまり任天堂やSONYやマイクロソフトがCEROのレイティング審査をとおらないとソフトの販売を許可してくれないんです。

 

どんなに売れそうな面白いゲームを作ってもCEROに審査をしてもらえなければ、販売できないということになります。

 

ここで誤解して欲しくないのは、CEROは審査を強要しているのでは無く、あくまでも申請のあったゲームを審査するだけであり、CEROの審査結果を重要視しているのは大手ゲーム機メーカーであると言うことです。

 

 

 

結局、表現規制は誰が指示してるのか

 

結論を言いますと・・・・。

 

表現規制は誰も指示をしていない。表現規制はソフトメーカー又は販売メーカーが自主的におこなっている。

 

 

そうなんです結局誰も表現規制しろとは言ってないんです。

 

1.大手ゲーム機メーカーはCEROのレイティングが無ければ販売許可を出さない。

2.ソフトメーカーはCEROにレイティング審査を申請する。

3.CEROは倫理規定で禁止されているものについては審査しない。

4.ソフトメーカーは審査を受けれるように表現規制する。

 

このサイクルによってCERO Zであってもゲーム内の表現規制がされる結果となるわけです。

 

 

表現規制を強要しなくてもソフトメーカーが自主的に表現規制をするはめになってしまうこのシステムって恐ろしいほどうまく出来ていますよね・・・。

 

あまりにも辻褄が合ってくるんで、大手ゲーム機メーカーがCEROを裏で操っているのでは?という疑惑も考えてしまいますよね。

 

そうなると大手ゲーム機メーカーがCEROを利用してソフトメーカーに表現規制させることよりに何らかのメリットがあると言うことになります。

 

そのメリットについても僕には大体想像できるのですが、ここで書くのは控えておこうと思います。

 

それではまたね(^_^)/

 

 

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