こんにちは!AzuYahiです。
北海道は自然がたくさんあって、とても空気のおいしい場所です。
しかし、その反面に人間の脅威となる生物が多々生息しています。
今回はその中でも特に身近に現れる生物をいくつか紹介したいと思います。
ヒグマ
このブログで何度もヒグマについては記事を書いているのでそちらを見ていただければ、その恐ろしさがわかると思います。
昔はヒグマなんて北海道に住んでいてもめったに出会うことはありませんでしたが、クマの生息する山に餌が少なくってきたことと、観光客の餌付けにより人間に対する警戒心が薄れてきたことが原因で人里に姿を現すことも少なくありません。
登山や林道を散策する時は事前にヒグマの生息状況をある程度調べておいた方がよいかもしれません。
対策については熊鈴や熊撃退スプレーが効果があると言われますが、僕個人の考えでは実際にはそんなに役に立たないと思います。熊鈴は逆に寄ってくる熊がいることもあるし、スプレーは風向き次第では使用できず、かなり熊に近づかなければ届かないからです。
オオスズメバチ
8月の終わりころから大量に姿を現します。
都市ではあまり見ることはありませんが、山林に行くと必ずと言っていいほど目に入ります。
見たことがない人は、オオスズメバチの大きさに度肝を冷やすことでしょう。本当にめちゃくちゃでかいです。
もしこいつと出会ってしまったらその場に立ち止まり絶対に動いてはいけません。
かなり好戦的なので逃げたりするとどこまでも追いかけてきます。振り払おうとするとすぐに毒針を刺しに来ます。
僕は外仕事で毎年のようにオオスズメバチに遭遇しますが、顔に止まったとしても絶対に動かないようにしています。顔の上を歩かれるのはかなり恐怖ですけど動かなければ刺されることはまず無いと思います。
ただし、近くに巣がある場合は問答無用で襲ってくるのでこの時は立ち止まっていても刺されてしまいますが(;^_^A
1匹しかまわりにいない時は近くに巣がない場合が多いですが、数匹同時に見かける時は必ず近くに巣があるので、そのような時はその場をゆっくり離れましょう。
対策としてはむやみに動かないことと、可能であれば布製以外の装備で体を覆うのもありかもしれません。
布製の服だと針が貫通して普通に刺されますからね(;^_^A
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マダニ
僕が北海道に住んでいて一番嫌なのがマダニです。
6月~9月の間に山林に入ると必ず数匹、体のどこかに付着しています。
主に笹の葉などの裏側に付着していて、生物が通ると体に飛びつきます。
体に付着すると体の柔らかいところまで移動して口部を体に突き刺して血液を吸います。口部は鋏のような形状をしているので抜こうとしてもそう簡単には抜けません。
マダニが一番やっかいなところは、体に張り付いて血液を吸われていても気づきにくいところです。刺されたところが腫れてきて痛みやかゆみを感じて確認した時にはじめて気づくパターンが多いです。
マダニは人間以外にもいろいろな生物の血を吸っているので、マダニ経由で有害なウィルスに感染して死に至る事例もありますので注意が必要です。
マダニに刺された時は自分で抜くことも可能ですが、なかなか抜けないので力任せに引っ張ると頭部がひきちぎれて体内に残ることがあるので気をつけなくてはいけません。また、刺された状態でマダニの腹部を圧迫するとマダニの体液が逆流して体内に入り込んでしまう危険性があるので腹部は絶対に圧迫してはいけません。
病院に行くのが確実ですが、場合によっては切開される可能性があるのである程度の覚悟が必要です。
近年、マダニを簡単に引き抜ける器具が販売されているようなので、それを試してみるのも良いかもしれません。

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まとめ
北海道はとても良いところですが、今回紹介した生物のほかにもたくさんの有害な生物が存在します。
都市部であれば危険は少ないと思いますが、山林などに足を運ばれるときは十分に注意をして万全な対策をすることをお勧めします。
ガイドをつけることが可能であればそれが一番良いと思います。
北海道観光をするうえで少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。
それではまたね(^^)/