こんにちは!AzuYahiです。
今日は昨日の続きである、
こいつ酒癖が悪いなと思ったエピソードBEST10後編です。
それでは早速行ってみます!
4位 バーベキューコンロに顔から突っ込む人
10人くらいの仲間が集まってパーティーをしていました。
5人ずつコンロを挟むように座って食べました。
僕の向かいに座っているYさんは肉はほどほどに持ってきた日本酒をグビグビ飲んでいました。
それから2時間ほど楽しんで夕方になったのでお開きにすることになりました。
Yさんは相変わらず日本酒をグビグビ。
そしてみんな椅子から立ち上がった瞬間事件は起こりました。
Yさんは立ち上がった瞬間に顔からコンロに向かって倒れ込んだのです。
ガシャンッ
ものすごい音とともに、コンロは倒れ周辺には灰が舞い上がりました。
Yさんは酔っているせいか自力で起き上がることが出来ない様子で、コンロの中に顔を埋めたままです。
僕たちは慌ててYさんをひき起こしました。
幸いYさんは顔に数カ所火傷を負ったものの、大事には至りませんでした。
長時間、座って深酒をしてしまった時は立ち上がるときには細心の注意を払いましょう。
取り返しがつかない事が起きてからでは遅いですから・・・。
3位 水没する人
会社の行事でキャンプがあったんです。
毎年、地元のダムにあるキャンプ場で実施していました。
自然の中と言うこともあり、みんな気持ちが大きくなるのか普段話さない人とも仲良くなれたりして、結構評判の良い行事でした。
しかし・・・・
PM20時くらいだったと思います。
飲んだら酒癖が悪いことで有名なNさんの姿が見当たらないことに誰かが気がつきました。
酔ったら奇行に出ることもたびたびあったNさんでしたから、みんなはダムにでも落ちたんじゃないかと分担してNさんを捜しました。
しかし夜のダムは真っ暗で、仮にダムに落ちていても見つけるのは困難です。
そんな時、誰かが叫びました。
「こっちに靴があるぞ!!」
ダムの水辺にNさんの靴が置いてあるのが発見されたのです。
ふざけていて溺れたかもしれない。
みんなは青ざめながら必死にNさんを探しました。
そして30分後・・・。
「お~いwwww」
Nさんの声だ!
みんなはNさんの声のする方に駆け寄ると、ダムの水面から上半身だけ出してにこやかに手を振るNさんの姿がありました。
「どっきりだよ~~ん!ずっと潜って隠れてたのさ。騙されたなwww」
・・・・・・。
翌年からキャンプ行事は中止になりました。
2位 上がって落ちる人
地方へ出張へ行った時の話です。
出張の夜は宿で一室に集まりお酒を飲む習慣が僕の会社ではあります。
この時も出張に来ていた5人で部屋飲みをしました。
しかしこの飲み会には、先のキャンプ場で水没したNさんも参加していたのです。
僕はいやな予感でいっぱいでした。
それから2時間ほどは何事も無く部屋飲みは進行し、Nさんもおとなしく飲んでいました。
僕は尿意をもよおしたのでトイレに行きました。
そして戻ってくるとNさんの姿がありません。
「Nさんはどこに行ったの?」
僕が慌ててまわりに聞くと、今晩は飲み過ぎたので寝ると言って部屋に戻ったとのことでした。
僕はホッとして飲み直していると、そのうちの一人が明日仕事で使う資料をNさんが持ったままなので取りに行ってくるとNさんの部屋へ行きました。
そして帰ってくると、青ざめた顔で言いました。
「Nさん部屋にいないんだよ。窓も開きっぱなしで玄関にも靴があるのに。」
僕は慌ててNさんの部屋に行きました。
Nさんの部屋は2階にあり、窓は開いたままでテレビと電気もつけっぱなしです。
僕は思わず叫びました。
「またかよ!あの人今度はどこに消えたんだ!」
すると窓からNさんの声が聞こえました。
「ここだぞ~~~~。星を見ていたんだ(^_^)v」
僕が窓から顔を出してみると、Nさんは旅館の屋根の上に座って星を見ていました。
僕は頭に一気に血が上るのがわかりました。
「Nさん!いい加減にしてくださいよ!早く降りてきてください。」
僕が叫ぶと、Nさんはわかったわかったという仕草をしながら下に降りようとしました。
その瞬間、Nさんは足を滑らせてお約束のように屋根から転落したのです。
凄い音がしたので旅館のオーナーも窓を開けて確認したところ、Nさんが地面で唸っていたので慌てて救急車を呼びました。
こうしてNさんは救急車で運ばれ、僕たちは警察からの事情聴取を受け、散々な目に遭いました。
Nさんは幸運で落ちた場所が良かったらしく、軽い打撲ですみました。
この時の宿は今後出入禁止となりました。
1位 刑務所に入った人
もうすっかりおなじみの酒癖の悪いNさん。
ついに天罰が下りました。
会社の飲み会がありました。
僕は飲み会の時は嫁に車で送ってもらうのですが、会場の居酒屋の前でNさんにばったり会いました。
Nさんは車で居酒屋に来ていました。
僕は帰りはどうするのと聞くと、代行で帰るから大丈夫だよと言っていました。
そしての飲み会も無事終わり、僕はタクシーを探していました。
その時僕の視界に入ったのは泥酔したNさんが車に乗り込むところでした。
僕は慌ててNさんに駆け寄ると、代行で帰るんじゃ無かったのかと問い詰めました。Nさんは大丈夫、大丈夫といいながらエンジンをかけました。
僕は危ないから絶対だめだと何度も制止したのですが、僕を振り切ってついに発進してしまいました。
Nさんが乗る車のテールランプを見ながら、凄い胸騒ぎがしたのを今でも憶えています。
翌日、会社の同僚から電話がありました。
「Nさん、昨日飲酒運転で事故って逮捕されたんだって!」
同僚の話だと信号待ちしていた車に衝突したとのことでした。
幸いけが人はいなかったのですが、飲酒運転だったこともありNさんは現行犯逮捕されたそうです。当然ですよね。
その後、Nさんは100万円以上の罰金を請求され、払えなければ交通刑務所に行かなければならない状況にたたされました。
Nさんに貯金は全く無く、これが原因で会社も解雇されたので罰金を払えず、ついには周りにお金を貸してくれてと頭を下げてまわりました。
しかし、Nさんの今までの酒癖の悪さでみんな迷惑していたので誰もお金を貸しませんでした。
こうしてNさんは交通刑務所に6ヶ月も収容されることになったのでした。
さいごに
最近はお酒の飲む人が減ったとはいえ、やはりお酒は交友関係では不可欠なものだと思います。
だからこそ、一人一人がお酒に飲まれないように最低限のケジメをつけて飲み会には参加するべきですね(^^♪
まわりから酒癖が悪いと忠告を受けてる人はいっそお酒をやめた方がいいかもしれません。
人生にとって取り返しのつかないことになる前に・・・。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
それではまた(^^)/