こんにちは!AzuYahiです。
今回紹介するゲームはこちら
ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々
前回に引き続きドラゴンクエストシリーズです。
今回は3人パーティー
物語はドラゴンクエストから100年後が舞台です。
前作の主人公の子孫である2人の王子と1人の王女が世界を脅かす大神官ハーゴン討伐の旅に出る。
このシリーズは3人パーティーで冒険に挑みます。それにともなってモンスターも前回は1体ずつだったのが複数匹で襲ってきます。
これにより以前より戦略的な戦闘をユーザーは要求されることになります。
登場人物
ローレシアの王子。本編の主人公。
地上にあるすべての武具を使いこなすことができる。
物理攻撃においては群を抜いた強さを発揮するが、呪文が使えないのが欠点。
サマルトリアの王子。
物理攻撃もそこそこ強く、呪文も回復系を含めてそこそこ憶える。
悪く言えば広くて浅い能力だが、後半になればその存在感は大きくなっていく。
ちょっと天然なパーティーのムードメーカー。
ムーンブルクの王女。
ストーリー開幕と同時にムーンブルクは大神官ハーゴンの軍勢に滅ぼされてしまい、自らは魔法で犬にされてしまう悲劇の王女。
物理攻撃は苦手だが、強力な呪文をたくさん憶えるのでパーティーの火力要員としても回復要員としてもとても頼りになる存在です。
大神官ハーゴン。
破壊神シド-を崇める大神官で、その強力な魔力で世界を混乱に落とし入れる。
このゲームはハーゴンを倒すことが目的となる。
鳥山明先生のデザインめちゃ格好いいですよね!
前作との変更点
- パーティが最大3人編成になった。
- コマンドが簡略化された。(とびら、かいだん、とるが廃止)
- ダンジョンにたいまつが不要。
- じゅもんの種類の増加。
- 通常の扉にかぎは不要。(かぎの店売り廃止)
- 武器、防具の装備ができる。
- 乗り物に船が追加。
- ワールドマップの拡大。
- モンスターの種類が増加
大幅に進化しましたね~。
現在のドラゴンクエストの礎はほとんどドラクエⅡで作られたのがわかります。
ロンダルキアへの洞窟
僕はドラゴンクエストⅡが歴代最高難易度だと思っています。
ドラクエシリーズはたくさんクリアしたけど、ファミコンのドラクエ2だけはクリアできなかったという人も少なくないはずです。
その原因となっているのが、ロンダルキアへの洞窟です。
名前のとおりラストステージであるロンダルキアへとつながる洞窟なのですが、敵がめちゃくちゃ強いうえに、ダンジョンがとても広大なのです。
しかし終盤も見えはじめているため、多くのユーザーは歯を食いしばってこのダンジョンの攻略を目指しました。
そんなユーザの心をバキバキにへし折ったのはマップのこの部分です。
マップに書かれている■は、1つ下の階に落とす落とし穴を表しています。
マップを見たかんじはよけて歩けばいいと思いますけど、実際プレイしてみるとこの落とし穴の描写は一切画面に表示されていないのです。
つまりプレイヤーたちは何の情報も与えられないまま何度も何度も落とし穴に落とされ、ついには力尽きてしまうのです。
制作側もこれは難しすぎたと思ったのか、リメイク版では一度落ちた落とし穴については、落とし穴の描写が床に表示されるようになりました。
ファミコン版では落とし穴の描写が全くない。
リメイク版では一度落ちた落とし穴はしっかり描写されている。
高難易度を好むユーザーはあえてファミコン版をプレイすることをお勧めします。
まとめ
ドラゴンクエストⅡは当時では考えられないくらいに細かいところまで綿密に作り込まれたRPGでした。
当時は父と母のもう寝なさいを何十回無視したかわからないくらいやりこみました。
それくらい傑作だったんですこのゲーム。
それだけに僕はこれ以上ドラクエはたいした進化しないだろうと思っていました。
しかし・・・・
僕の予想を制作会社のエニックス(現在のスクエニ)は大きく裏切ってくれたのです!
次回!そして伝説へ・・・
おまけ
当時はゲームデータを保存できる技術なんてありませんでしたから、ゲームを中断するときは復活の呪文というパスワードを紙に書き写し、再開するときはそれを正確に入力しなくてはいけませんでした。
その文字数なんと・・・・・
52文字!
なんの法則もない文字列をランダムで52文字模写するという作業は現在の僕の人生においても、チェックは大事!!という大事な心構えをあたえてくれました。
それではまた(^^)/