AzuYahi日記

どうでもいい知識、思いつき、妄想などなど

鉈で足を切った時の処置が酷すぎて地獄をみた話

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こんにちは!AzuYahiです。

 

今回は僕が会社に入って間もないころの話です。

 

 

仕事で6人のメンバーと山林で仕事をしていました。

 

僕たちはそれぞれが鉈を使用して笹を切る作業をしていました。

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僕は鉈を使い慣れておらず、ぎこちない手つきでせっせ、せっせと笹を切っていました。

 

そして事件は起こったのです。

 

 

 

流血

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僕が作業を続けていると、太い笹に出くわしました。

鉈を力強く振るっても全く切れません。

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鉈というのは力任せに振るってもなかなか切れません。鉈で上手に切るためにはコツがあるのです。

 

当時はそんなことも知りませんので鉈を力任せに振るっていたのです。

 

なかなか切れないので鉈を笹の茎にあて力任せに手前に引き始めました。

 

ぎりりりりっ

 

笹は引きちぎれそうな音を立てています。

 

そして

 

スパッ

 

笹はようやく根元から千切れるように切れました。

 

しかし鉈は止まらず勢い余って僕の左足のすねに当たりました。

 

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鉈の角の部分がすねに刺さったようでした。

 

僕は慌てて引き抜きましたが不思議と痛みはありませんでした。

 

やばいかなと思いましたが痛みはあまりなかったし、作業ズボンを履いていたので脱ぐのが面倒くさくて、そのまま数分作業を続けました。

 

すると立ちくらみのように頭がふらふらして、足に力が入らなくなってきたので、そこでようやく作業用のズボンを脱いでみることしました。

 

作業用のズボンの下にもう1枚ズボンをはいているのですが、そのズボンの左足の部分が血で真っ赤に染まっていました。

 

 

 

 

処置

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僕は慌ててズボンを膝まで上げてみると、長さ5cm程の傷がすねにはあり、そこから湧き水のように血があふれ出ていました。

 

僕はさすがにやばいと思い、作業班長に足を切ってしまったことを報告しました。

 

班長は僕の傷を見ると驚いていましたが、すぐに困った表情をしました。

 

班長「ここから町まで30分はかかる・・・。車は一台しかないから持っていかれると

   困るしな~。我慢できそうもないか?」

 

 僕「さすがにこの傷をふさがないと命に関わるかもしれないっすね(;^_^A」

 

班長はしばらく考え込むと何かを思いついたらしく車の荷台に走っていった。

 

そして班長が持ってきたものとは・・・・。

 

 

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ガムテープでした。

 

 

班長はにこにこ笑うとガムテープをぐるぐると僕の左足に巻いていきました。

そして班長は僕の左足から出血がないのを確認すると満足そうに自分の持ち場に戻っていきました。

 

確かに血は止まったみたいだし、痛みもあまりないので僕は再び仕事に戻りました。

 

3時間後・・・・

 

仕事は無事終わり僕たちは帰る準備を始めました。

 

僕はガムテープを巻いた足がかなり痛み出してきたので、ガムテープをいったん外すことにしました。

しかしガムテープの粘着力はすさまじく無理に剝がそうとすると傷口に激痛が走りました。

 

あまりの激痛に自分で剥がすことが困難だったため、同僚に剥がしてもらいました。

 

僕はこの時泣いていたかもしれません。

 

ガムテープはようやく剝がれましたが、剥がした拍子に傷口が開いたらしく再び出血が始まりました。同僚はさすがに見ていられず班長に言ってくれました。

 

 

同僚「傷がぱっくり開いてますからすぐに病院に行って縫合してもらわないと!」

 

班長「ん~。でもなぁ~労災になっちゃうだろ?困るんだよな~」

 

同僚「これで取り返しのつかない事になったら労災どころの話じゃないですよ!」

 

班長「わかったわかった。そしたら治療に行くか。」

 

班長はようやく重い腰を上げた・・・・かに見えた。

 

 

 

薬局へ

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班長が僕を連れてきたのは病院ではなく薬局でした。

 

班長は僕に千円札を手渡すと、これでなんとかしろと言いました。

 

僕は薬局に入ると店員さんに傷を見せました。店員さんはびっくりしてすぐに病院に行くように助言してくれたんですが、とりあえず応急処置がしたいと説明をして購入したのが、大きめの絆創膏消毒液でした。

 

  

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 ここまでこのブログを読んだ方は帰宅してから病院に行けばいいんじゃないかと思ったことでしょう。

 

実はこの仕事・・・・

 

3泊4日の泊りがけの仕事だったのです。

 

しかもこの日は初日でした・・・。

 

せめて班長が病院に行かせてくれれば問題はないのですが、労災が気になるのか行かせてくれませんでした。

 

しかしケガをしたのは自分の責任なのであまり強くも言えず、3泊4日を絆創膏と消毒液のみでしのいだのです。

 

 

 

その後

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縫合しなかった切り傷は当然のごとく化膿して傷口が膿みました。

 

お風呂にもうまく入れずとても苦労しました。

 

結局完治に1か月ほどかかりましたが縫合していれば1週間ほどで治っていたそうです。

 

この事件での教訓は、

 

血が止まらない傷口はきちんと縫合するということです。

 

しかし今思えば班長のガムテープの処置は応急処置としては最高だったのではないかと思ったりします。

 

剥がす時めちゃくちゃ痛いですけどね(´;ω;`)ウッ…

 

 

皆さんは鋭利な刃物で怪我をしたときはすぐに病院に行ってくださいね!

 

ほんと地獄を見ますから・・・・(;^_^A

 

 

おまけ

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今回のお話で僕に冷静な処置を施してくれた班長ですが・・・・・。

 

現在は出世して会社の役員になっています。

 

そこで僕はあることわざが頭をよぎりました。

 

 

憎まれっ子世に憚る・・・・。

 

 

 

それではまた(^^)/

 

 

 

 

過去記事の紹介です~

 

azuyahi-tv.hatenablog.com

 

 

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